ルカップを愛用してくださるお茶好さんのライフスタイルをご紹介する「ルカップなひとたち」。
第1回目は美術家の松田光一さん。
世界遺産を題材に数多くの作品を描いてきたことでも知られる彼が、大切にする至福の時間とは?
お茶を飲みながら、絵を見てるだけで楽しい
世界遺産の巡った中でも、松田さんが特に印象に残っているのは2013年に訪れたタンザニアの『キリマンジャロ』だそう。「標高5800メートルの山頂まで登りきった思い出は忘れられません。クレーターの絶景が印象的でした」。
「世界の美しさを描き、現代の素晴らしさ、豊かさを 表現することが創作活動の目的」だと言う美術家の松田光一さん。世界遺産を描くアーティストとしても注目される彼は、これまでに30ヵ国93ヵ所の世界遺産に訪れ、それらの全てをファンタジカルな優しい絵で表現しています。独自の世界観は話題を集め、大手航空会社の機内誌の表紙を飾ることに。2年間に渡って各地の世界遺産を連載し、好評を得ました。
そんな松田さんにとってお茶は、至福の時間を過ごすためのお供なのだとか。飲み物を片手に、自ら描いた絵を鑑賞するのが最高のリラックスタイム。
「夜にボーっとお茶やお酒を飲みながら、絵を見てるだけで楽しいんです。 ただ眺めているだけでも面白い。こんなに動画とか色々な物が溢れていて、他に面白いものがいっぱいあるのに。キャンパスに描かれただけのものが未だにあるっていうのは文化だと思うし、魅力があるんだと思います」
モヘンジョダロとチャイ
絵を鑑賞する時以外にも、お茶はよく飲むという松田さん。世界遺産巡りをしている時にも世界各地でさまざまなお茶を飲んだそうですが、特に印象に残っているのは「パキスタンのご家庭でいただいたチャイ」。『モヘンジョダロ』を訪れた際に、知り合った方がもてなしてくれたミルクたっぷりの甘いチャイの味が、今でも忘れられないのだそう。こう聞くと濃厚なお茶が好きそうですが、ルカップのラインナップでは意外にもまろやかなお茶がお気に入りだと言います。
「お茶は毎日飲みます。絵を鑑賞する時以外では、ランチの時や一息入れたい時とかに。ルカップのお茶の中で特に好きなお茶は『イロリ』ですね。まず名前がかわいいです(笑)。すごく飲みやすくて香りもいいので、作業の合間などの気分転換に飲んでいます。あと、お茶漬け用としてもすごく合います!」
フタマグだと匂い移りがないのでいいです
また、ルカップの蓋付きマグカップ『フタマグ』も愛用している松田さんは、意外な魅力に気づいたと言います。
「お茶が冷めないように『フタマグ』を使っています。以前は、プラスチックの蓋が付いたマグカップを使っていたんですが、お茶にプラスチックの匂いが移るのが気になって…。その点、フタマグだと匂い移りがないのでいいです。デザインも丸っこくてかわいいですね」
東京の麻布にアトリエを構え、個展や企業コラボなど、多忙な日々を送る松田さん。創作活動の合間のリラックスタイムには、ほっこりする『イロリ』はぴったりのお茶なのかもしれません。
Photo/桜井ひとし