おいしいお茶の

淹れ方と味わい方

ちょっとしたコツで全然違う!

せっかくの美味しいお茶でも、淹れ方が間違っていると、本来の味や香りを充分に愉しむことができません。

そこで最小限のポイントをおさえるだけで、美味しくお茶が入れられる簡単ステップをご紹介。ちょっとしたコツだけで、お茶の世界が広がります。気軽にできる方法なので、ぜひ試してみてください。

ティーバッグの淹れ方

これさえおさえておけば大丈夫!簡単4ステップ。

① 適温のお湯を用意します。最近は細かく温度設定ができる電気ケトルなどでており便利です。

②適量のお湯をカップに注ぎ、ティーバッグを浸します。

③フタをして、茶葉の浸出時間に合わせて蒸らします。フタをすることで温度が保て、カフェインや香気などの成分を抽出しやすくなります。

④ティーバッグをゆっくり左右に数回振って、静かに引き上げます。


⑤抽出し終えたティーバッグはカップの中に入れたままにせずに、必ず外に取り出します。


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ティーバッグを入れたまま飲むと、渋味や雑味が強くなって美味しくなってしまいます。

ミルクティを作る場合
ミルクティの場合は、蒸らす時間(浸出時間)をやや長めにして、濃く出してください。

※お湯の温度と量、浸出時間などは、それぞれのお茶のページ、またはパッケージの裏面をご確認ください。

茶葉(リーフ)の淹れ方

これだけはおさえておきたい4ステップ!

①適量の茶葉を準備。キッチンスケールやティーキャディーもしくはティースプーンなどを使って正確に量り、ティーポッド(急須)に入れます。

②ご使用の茶葉に適した温度まで沸かしたお湯を、ティーポットに適量注ぎます。

③フタをして、その茶葉に適した浸出時間まで蒸らします。

④ティーストレーナー(茶こし)などを使って、最後の一滴まで抽出。ベストドロップと呼ばれ、特に美味しいと言われています。


ポイント1
複数人分のお茶を淹れる場合は、味が均等になるように少量づつ交互にカップに入れて行きます。

ポイント2
お茶を使いきらない場合は、茶葉をお茶の中に浸したままにしないようにします。別のポットに入れ替えたり、内臓ストレーナーなどを外に出すなどするようにしましょう。

※お湯の温度と量、茶葉の分量、浸出時間などは、それぞれのお茶のページ、またはパッケージの裏面をご確認ください。

お茶の味わい方

お茶の世界が広がる3つのコツ

①お茶を飲む前に、カップを鼻に近づけ香りを愉しみます。カップを前後にゆっくりゆらすと香りが立ち、確認しやすくなります。

②お茶を口に含んで、ゆっくりと口の中でお茶の味を確かめる。

③口を閉じて、お茶が喉を通った時に、香りを鼻から抜けさせます。より風味を愉しむことができます。


アドバンス編
プロが行うティスティングでは、ズルズルと音を立てて空気を含むようにして飲む方法があります。これにより、香りをより感じ安くなります。少しコツがいりますが、興味がある方は試してみてください。